超音波とは
当社ウェブサイトをご訪問頂いた方は既にご存知かと思いますが、当社は超音波技術を核にした製品開発・製造・販売を行っています。
しかし、当ブログには『超音波』の『超』の字も出てこず「とってもフランクなブログ☆」感が前面に押し出されています。
「これも如何なものか・・・」と暫し悩んだ結果、「超音波ブログ始めました!」的な軽いノリで筆者が超音波に関するカテゴリーに投稿する事としました。
筆者も技術者ではありませんので、皆さんと一緒に『超音波の基本』について学んでいけたらと思います。
どうぞ、宜しくお願いします。
第一回目のテーマは『超音波とは(1)』です。『超音波』って聞くと何やら難しいイメージで、筆者も当社に入社するまでは『白衣を着た博士』や『ロボットアニメの必殺技』を思い浮かんだものです。では、一体『超音波』って何なのでしょう?
=超音波の定義=
『振動数が毎秒2万ヘルツ以上で定常音として耳に感じない音』(広辞苑)
『正常な聴力を持つ人に聴感覚を生じないほど周波数(振動数)が高い音波(弾性波)』(JIS用語辞典)
ちょっと堅苦しい表現ですが、要するに『聞こえない領域の振幅(周波数)特性を持った音(音波・弾性波)』と言う事です。
ちなみに人間の耳で聞き取れない周波数は『20Hz以下の低周波』と『20KHz(2万Hz)以上の高周波』2つが一般的な定義とされています。
この内、超音波眼鏡洗浄器やソナーなどの超音波応用製品に使われているのは『20KHz以上の高周波』がほとんどです。
当社も『超音波液体濃度計』『超音波水中通信機』『超音波振動切削装置』など、様々な超音波製品を生産していますが、すべて『20KHz以上の高周波』を利用しています。
ここまで読んで頂いた方の中には「音波とか電波とかって良く聞くけど、違いが分からん!!」とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、それはまた次回のお楽しみと言うことで。。。
筆者:超音波太郎
私達、富士工業株式会社は、 『超音波技術を介し、価値を創造し、その価値をお客様と共有する』 を企業理念に掲げています。 各種液体のプロセス・品質の最適管理に「超音波」をお勧めするその理由を知ってください。 |
| 2008年06月13日 | このページのURL | コメント (1) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他
はじめまして
小生は印刷機修理屋ですが、超音波二枚検知センサーのことを勉強したくて、ウェッブでいい情報はないものかとさがしていましたら、貴社のページに到着しました。
この「超音波とは」で勉強させて頂きます。
時々、質問をしてもいいのでしょうか?
何故、超音波二枚検知装置は一枚の紙、二枚以上の紙が重なっているかをどういう仕組みで判断できるのかということが常に不思議に思っています。
そして装置のデザインの点です。
日本製は無茶に高価で不細工、しかしドイツ、スイス製は物凄くコンパクトでその上完全自動で調整なし、そして値段は10分の一。
日本のウルトラソニック技術、デザインはドイツ、スイスに相当遅れているのでしょうか?
その例:
日本製’http://www.sanray.com/super3t.htm
http://www.cosmotech-jp.com/dd.aspx?menuid=1017
http://www.nireco.jp/prod/web/other/pc.html
ドイツ、スイス製
http://www.microsonic.de/en/Products/dbkplus4/STANDARD-SENSORS/dbk43CDDM18-ES.htm
http://www.leuzeusa.com/products/los/db01_en.html
投稿者: shigeru | 2010年12月16日 07:28