2022年07月
☆恐怖の結石☆
人が感じうる痛みのなかでも最大級とも言われる「尿路結石」。
腎臓・尿管・膀胱・尿道を含めた尿の通り道である「尿路」に腎臓でできた結石が詰まって痛みを引き起こす病気であり、その激痛は別名悪魔の一撃とも言われ、今や日本人の10人に1人が生涯で一度は経験するというこの病気に自分が罹患したのは、15年程前になります。
夜、尿管に結石が突如詰まったことによる激痛が始まり、耐え切れず朝方救急車を呼んで病院へ直行。
病院到着直後の記憶は、ほとんどなく、痛みが和らいだ後の倦怠感が凄まじかったことだけ強く印象に残っています。
結石の多くは、増えすぎたシュウ酸とカルシウムが腎臓内で結合する事で、石ができるといわれており、結石を作りやすい食生活は、肉や卵など、尿を酸性にする食品を多く摂取していると尿中の結晶が増えることで結石のリスクが高まります。
また、コレステロ-ルを多く含む食品も結石の原因となり、結晶の材料であるシュウ酸を含むほうれん草やプリン体を含む食品の過剰な摂取も避けた方がよいと言われます。
反対に結石を作りにくい食生活は、野菜や海藻類、果物などをしっかりと摂取し、バランスの良い食生活を心がけることで結石のリスクは減ると言われています。
また、「結晶」から「結石」へと成長する原因が、腎臓内にある『オステオポンチン』という物質だということが、発見され、『オステオポンチン』の働きを抑える『抗酸化物質』を摂取することが予防に繋がるのだそうです。
『オステオポンチン』の性質として、骨を形成する重要な役割や免疫力を活性化する重要な機能も備えている一方、異常化したTリンパ球が大量の『オステオポンチン』を血中に分泌させることにより、免疫を活性化し続け、慢性炎症を継続的に引き起こすことで老化の促進を進める原因とも言われますが、まだまだ、研究の余地が大きいとのことです。
話が幾分逸れてしまいましたが、尿路結石に罹患した後は、尿量が少ないと、結石ができやすい傾向にあるので、常に水分補給をすること心掛けてきたつもりでいましたが、15年の歳月による気の緩みからか左右の腎臓に計8個の結石が腹部のエコ-検査にてしっかり確認されている次第です。
幸い未だ大事には至ってはいませんが、予防に努め、結石が静かに居てくれること、または、うまく尿路を辿り自然に排出されることを切に希望する毎日です。
投稿者:総務グループ
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2022年07月01日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) |