2023年09月
高校野球
今年は夏の甲子園大会、正式には「全国高校野球選手権大会」が通常開催されました。
通常開催というのは、コロナ以降、制限されていたブラスバンドや声を出しての声援の制限が完全に無くなった大会ということです。
県予選では、それぞれの県の高野連により若干方針が違うようでしたが、静岡県予選では、コロナ禍で、大会自体が中止された年から始まり球場への入場は選手達の父母のみ、しかも人数制限があり選手の父母であっても全員が球場へ入れない年もありました。
いろいろ制限された中で声を掛けることもできず拍手だけでの応援となっていた為、球場の応援席からの声援はなく静かな大会もあり、徐々に規制が緩和されていく過程から思うと、制限のない大会が戻ってきたのは感慨深いものがあります。
県により、予選大会ではブラスバンドでの応援の無い県もあるようですが、静岡県では予選1回戦からブラスバンドや応援団等の応援が行われるのが当たり前の環境だったので、高校野球が戻ってきたという感じです。
実際に、久しぶりに全力で応援しても良い環境となったことにより、やりすぎもあったようで、今年の大会は慶応義塾高校が107年ぶりの優勝で幕を閉じましたが、慶応義塾高校の応援が物議となりました。
少し話が変わりますが、子供の頃は浜松市内の高校を応援し、自分が高校生の頃には母校や、友人が野球部に所属している高校を応援するといったように地理的に近くの高校を応援していたのを思い出します。そして、甲子園大会では当然の様に静岡県の代表となった高校を応援していた様な記憶があります。
ところが最近では、「近所の子が〇〇高校の野球部へ進学した」、「知人の息子さんが△△高校へ進学した」等の話を耳にすると、それが他県の高校で今までまったく縁のない高校だったのに、それらの高校を応援していたり、試合の中継を観たりする様になったりして、いつの間にか、縁が広がっていることに気が付いたりします。そして、そういった高校をとても身近に感じたりします。
以前は、テレビで中継されるのは、かなり勝ち進んでからで、県予選1回戦などは、現地へ行かないと観ることができませんでしたが、今ではインターネットが普及したおかげで、予選1回戦からネット中継されるようになり、どの県の予選も簡単に観戦することができ、地理的な遠さを感じなくなっているように思います。
交通網が発達したからか、インターネットの影響なのか、自分が年を重ねたせいなのか、いろいろな意味で、子供の頃と感じる距離感がとても違うことに気が付いた夏でした。
投稿者:サービス部
私達、富士工業株式会社は、 『事業を通して、全従業員とその家族の物心両面の幸せを追求し、社会の発展繁栄に貢献する』 を経営理念に掲げています。 各種液体のプロセス・品質の最適管理に「超音波」をお勧めするその理由を知ってください。 |
2023年09月01日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) |