2014年01月
☆初詣☆
明けましておめでとうございます。
本年も“富士工業だより”をご愛読下さいます様、宜しくお願い申し上げます。
さて、今年は曜日まわりが良いこともあって、大勢の皆様が初詣に訪れ、1年の安寧と
平和を祈願されたことと思います。
そこで、今回は、初詣に関する奥深い意味や由来等をまとめてみましたので御紹介させて頂きます。
◇初詣とは
新年になって、正月に初めて神社や寺院に参詣し、一年間の感謝の気持ちと新年を無事過、平安に過ごせるように祈願することを初詣又は初参りとも言われます。
◇初詣はいつまで
初詣での時期は、元旦の参詣、1月1〜3日までの三が日間の参詣、『松の内』の参詣を初詣というなど、諸説あります。昔は元旦に参拝するのが通例でしたが、時代とともに変化し、現代では『松の内』の期間中の参拝が現代では一般的だと言われています。
『松の内』の期間は、本来、小正月である1月15日までですが、今では1月7日までが一般的と言われています。但し、関西地方では、今でも1月15日としているそうです。ただ、初詣に関する明確なル−ルは特にないようで、1月中に行けばそれは初詣になるという考え方もあります。
◇初詣の由来
初詣での由来は2つあります。恵方参りが初詣になった説と神道の年籠りが初詣になったとされる説です。
もともとお正月は、神道の儀式であり、その年の福をつかさどる歳神様に鏡もちをお備えし、門松をたててお迎えし、おせち料理を作って、豊作や家内安全を祈ってきました。家長とともに歳神様のお供え物のおせち料理を頂き、歳神様のいる方角にある神社や寺院にお参りするという慣習の恵方参りが原形とされる説と氏子である家長たちが、その土地の氏神をまつった神社にこもり大晦日から元旦に家内安全や豊作を祈願する年籠りが大晦日から元旦にかけてお参りする習慣へ変わった説です。この二つが次第に合わさり大晦日から元旦に神社にお参りする事が、初詣でへと変化したとも言われています。
◇参拝方法
今回は、神社での一般的な参拝方法を御紹介します。
①神様の領域(神域)入り口の鳥居を一礼してくぐります。これを「一揖(いちゆう)」と言います。
②参道の真ん中を避け、端を歩きます。参道の真ん中は神様の通り道である正中と言われています。
神社によっては、右側・左側どちらかを指定しているところがありますが、鳥居をくぐる際、右側通行
の場合は右足から、左側通行の場合は左足から入るのが良いと言われています。
③手水舎で心身を清めます。右手で、ひしゃくを持って水を汲み、左手にかけて洗います。
ひしゃくを左に持ち替えて、右手を洗います。
ひしゃくを右に持ち替えて、左手に水を受けて、口をすすぎます。左手を洗います。
ひしゃくを立て、自分が触れた柄の部分に水を流して清めます。
最後にひしゃくを伏せて置きます。
④神殿前においても真ん中での参拝はできれば避けた方が言いと言われています。
神さまが通られる参道の真ん中を歩かないことと同じです。
⑤姿勢を正し、一揖してから、鈴や鐘を鳴らします。
そして賽銭箱に静かにお賽銭を入れます。(順番は特に決まりはないようです)
お賽銭は、多くの方が、縁起をかついで五円玉を入れているのではないかと思います。
10円(5円2枚) ⇒ 重ね重ねご縁がありますように
15円 ⇒ 充分ご縁がありますように
20円(5円4枚) ⇒ 良いご縁がありますように
45円 ⇒ 始終ご縁がありますように
等々
⑥深く2回お辞儀をします。背中を平らにして、腰を90度折ります。
胸の前辺りで手の平を合わせます。
その後、右手を軽く下にずらします。
ずらした状態で2回手を打ちます。
これは、神社では「節と節を合わせると不幸せ」というのだそうです。
その後、もう一度手の平を合わせ直してから、深く一礼します。
二拝二拍手一拝一般的ですが、丁寧な作法で一揖二礼二拍手一礼一揖となっています。
また、出雲大社、宇佐神宮、熊野神社では、二拝四拍手一拝、伊勢神宮では、八度拝八開手(やひらで:四拍手を2回繰り返す )が、正当とされています。
最後に境内から退く際、鳥居で本殿に向かって一礼します。
【補足】
寺院では、神社と違って柏手は行いません。
手のひらもそろえて合掌します。
神社と寺院は参拝作法が異なります。
あらかじめ、神社か寺院かはしっかり把握しておく必要があります。
⑦お願いごとをするのではなく誓いをします。
自分の名前・住所、神様への感謝の言葉、神様のさらなるご開運を祈り、私たちの誓いを願います。おみくじをひくときは、「本日は私へのメッセージをお願いします」と神様にお伝えするのが良いそうです。
⑧帰りの際にも参道の真ん中を避け、端を歩きます。
鳥居を出てから再度一礼します。
拙い文章と記事ですが、お役に立てれば幸いです。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
※この記事の情報は、いくつかの文献や資料を私なりに纏め作成しています。
※今回は、紹介しました作法は一般的なものを掲載しております。
神社によって作法は、異なりますので、その場で確認をお願いします。
投稿者:Y.H
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を企業理念に掲げています。
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2014年01月10日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) |