超音波応用機器 設計・製造・販売 富士工業株式会社

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よくある質問(海洋・加工)


海洋情報通信機器

 
Q1)通話距離、使用できる水深はどのくらいですか?
 
Q2)購入前に試すことはできますか?
 
Q3)レンタルはしていますか?

振動加工装置

 
製品仕様関連
 
Q1:超音波の周波数や振動振幅を変更することはできますか?
 
Q2:刃物の振動振幅はどの位ですか?
 
Q3:自作した刃物を使用できますか?
 
Q4:外部機器による制御が可能ですか?
 
Q5:異常時の外部への警報出力はありますか?
 
Q6:100V電源での使用は可能ですか?
 
Q7:エアの供給は必要ですか?
 
Q8:供給エアの圧力は?
 
Q9:振動ユニットと発振ユニットの間のケーブル長を任意に変更できますか?
 
Q10:振動ユニットの取り付けに制限はありますか?

 
Q11:振動ユニットに防水性はありますか?
 
Q12:高周波利用設備の申請対象になりますか?
 
◆導入ご検討関連
 
Q13:サンプル加工は有償ですか?
 
Q14:購入時のメーカー現地調整は必要ですか?
 
Q15:問合せの後の流れは?
 
Q16:定期的なメーカー点検や調整は必要ですか?
 
◆運用・保守関連
 
Q17:異常があったときはどうすればよいですか?
 
Q18:オートチューニングはどのようなときに使用しますか?
 
Q19:カッター刃以外の消耗品はありますか?
 
Q20:超音波カッターの刃物寿命はどの程度ですか?
 
Q21:刃物の折損などは検出できますか?
 
◆加工関連
 
Q22:振動加工の性能はどのように決まりますか?
 
Q23:超音波カッターはどのような加工に適していますか?
 
Q24:金属やセラミックなど硬度の高い加工物に適用できますか?
 
Q25:円盤型刃物ではどのような加工ができますか?

 

Q26:バリや切り残しをなくすことはできますか?
 
Q27:振動により切断面が溶ける・焦げることはありますか?
 
◆超音波関連
 
Q28:振動時に超音波が聞こえることはありますか?
 
Q29:設備や装置に超音波振動が漏れることはありますか?
 
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海洋情報通信機器

 

Q1)通話距離、使用できる水深はどのくらいですか?

A1)水中での通話距離は通常で250m(最大で500m)です。
   FUJI FIT PHONE Model-112の耐圧水深は60mです。
   FUJI FIT BOUY Model-500の空中での通話距離は搭載するトランシーバーの仕様によります。
   (特定小電力トランシーバーを使用する場合:当社でのテストでは空中の通話距離は300m程度
   までの実績があります。)
 

Q2)購入前に試すことはできますか?

A2)当社ではお客様に機器パフォーマンスをご確認いただく為、ご希望のお客様に無償デモ機貸し出し
   サービスを行っています。
   機器のお貸し出しは通常1週間となっております。
   ご希望の際は当社担当までご連絡ください。
 

Q3)レンタルはしていますか?

A3)申し訳ございませんが、当社ではレンタルは行っておりません。
 
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振動加工装置


製品仕様関連
 

Q1:超音波の周波数や振動振幅を変更することはできますか?

A1:周波数は原則的に固定であり、弊社では27kHzもしくは28kHzの振動子を利用しています。

   振動振幅は発振ユニットの印加電圧の設定にて、ある程度の幅で変更することが可能です。

 

Q2:刃物の振動振幅はどの位ですか?

A2:刃物や機器の仕様によりますが、概ね40μmp-pを最大値としています。

   加工対象の内容やサンプル加工の結果によっては、適切な振幅をご提案させていただくこともあります。

 

Q3:自作した刃物を使用できますか?

A3:原則できません。

   適切な振動を維持するためには、刃物の特性を含めた振動系の開発が必要であり、弊社にて用意している刃物

   以外では、刃先が振動しないことや、熱や可聴音の発生、折損などの不具合が生じる可能性があります。

 

Q4:外部機器による制御が可能ですか?

A4:振動のON/OFF及び、任意に設定した印加電圧の切り替えによる振幅の変更を外部から制御していただくこと

   が可能です。

 

Q5:異常時の外部への警報出力はありますか?

A5:待機電力異常、追尾異常、過負荷異常の警報接点がありますので、そちらをご利用いただけます。

 

Q6:100V電源での使用は可能ですか?

A6:本製品の電源は「AC200V±10V(単相)・3A50/60Hz共用」となっています。

   それに合わせた電源のご用意をお願いします。

 

Q7:エアの供給は必要ですか?

A7:振動ユニットは刃物を物理的に振動させており、振動による発熱から周波数が変化するなど振動特性に影響する

   場合があります。

   連続的に動作させる際は必ずエアの供給を行ってください。

   発熱により消耗品の寿命へ影響することや、故障の原因となる場合があります。

 

Q8:供給エアの圧力は?

A8:0.10.2MPa12kgf/cm2)の清浄で乾燥したエアのご用意をお願いします。

   この項目は仕様により異なる場合がありますので、仕様書や取扱説明書の内容をご確認いただくようお願いして

   います。

 

Q9:振動ユニットと発振ユニットの間のケーブル長を任意に変更できますか?

A9:ケーブルの持つ電気的特性も含め、適切な振動が発生できるように調整を行っていますので、ケーブルの切断は

   避けてください。

 

Q10:振動ユニットの取り付けに制限はありますか?

A10:特に制限はありませんが、振動ユニットの保持部分には指定があります他、ケーブルやエアホースの接続が

    ありますので、干渉や取り回しにはご注意いただくようお願いします。

 

Q11:振動ユニットに防水性はありますか?

A11:完全な防水性はありませんが、エア供給により、振動ユニット内部への飛沫・粉塵の侵入を防ぐようになって

    います。

    飛沫・粉塵環境下での運用時はエア供給にご注意をお願いします。

 

Q12:高周波利用設備の申請対象になりますか?

A12:該当設備となりますので、総務省への申請が必要です。(フォーマットは弊社でも用意が可能です)

 

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◆導入ご検討関連

 

Q13:サンプル加工は有償ですか?

A13:弊社設備にてワーク固定や加工が可能であれば基本的に無償にて実施しています。

    (サンプルワークは御支給いただく必要があります)

    追加の治具製作等が必要な場合はご相談とさせていただいています。

 

Q14:購入時のメーカー現地調整は必要ですか?

A14:製品は適切な設定を行った上で出荷しますので、取扱説明書に従ってご使用いただければ特別な設定は必要

    ありませんが、ご要望に応じ現地での機器動作確認は有償にて承っております。

 

Q15:問合せの後の流れは?

A15:ホームページやお電話でのお問合せの際に、ご要望される加工内容や超音波カッターに期待される効果に

    ついてヒアリングをさせていただきます。

    その内容に合わせ、適用可否、機器仕様、サンプル加工等のご案内をいたします。

    お見積りの提出は適宜対応しておりますが、取引のある代理店経由での対応となりますので、お客様の地域

    ごとに対応ルートのご相談をさせていただきます。

 

Q16:定期的なメーカー点検や調整は必要ですか?

A16:弊社にて指定している点検時期や期間はありませんが、消耗品はありますので、それらは適切なタイミングで

    交換をお願いします。

 

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◆運用・保守関連

  

Q17:異常があったときはどうすればよいですか?

A17:エラーが発生する、周波数や消費電力が導入当初と大きく異なるなど、異常と思われる症状が出る際は、

    まずは取扱説明書のトラブルーシューティングを確認してください。

    症状が改善しない場合は弊社にお問合せをしていただき、ヒアリングの上で対処方法や返却点検などを

    ご提案させていただきます。

 

Q18:オートチューニングはどのようなときに使用しますか?

A18:オートチューニングは振動ユニットと発振ユニットのマッチングの状態を最適化する機能となります。

    振動特性の変化により発振状態が大きく変化している際にオートチューニングを行うことで、エラーの解消や

    消費電力の低減が期待できます。また、刃物の取付けやクリーニングが適切に行われた状態で、エラーが発生

    する場合にも効果が期待できます。

 

Q19:カッター刃以外の消耗品はありますか?

A19:刃物固定用ねじ(ソード刃仕様)、刃物着脱用ボックスビット、ホーン、カーボンブラシ(円盤刃仕様)等は

    消耗品となります。交換時期はそれぞれの状態次第となりますので、必要に合わせご用意をお願いします。

 

Q20:超音波カッターの刃物寿命はどの程度ですか?

A20:振動加工は加工抵抗が低減する効果はありますが、刃物の寿命は加工対象の材質や加工条件による影響を

    大きく受けます。

 

Q21:刃物の折損などは検出できますか?

A21:刃物の折損や取付け不良があると、振動時の周波数や消費電力に違いがでる場合があります。

    ある一定以上の差がある場合は「待機電力異常」・「追尾異常」の警告が出るようになっています。

 

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◆加工関連

 

Q22:振動加工の性能はどのように決まりますか?

A22:周波数と刃先の振幅(場合によっては振動の方向)により振動加工の性能が決まります。

    また、刃物の形状や加工条件によっても加工結果は異なります。

    具体的な効果につきましてはサンプル加工による確認をご提案しています。

 

Q23:超音波カッターはどのような加工に適していますか?

A23:フィルターやスポンジ状の物などの柔らかく変形しやすい物や、脆く崩れやすい素材など、通常加工では形状

    を維持にくい対象物の加工において、超音波カッターの効果が大きく発揮されます。

    他にも加工抵抗が低減すとによるメリットがありますので、従来加工にてお困りの内容がありましたらお

    問合せをお願いします。

 

Q24:金属やセラミックなど硬度の高い加工物に適用できますか?

A24:刃物の硬度以上に硬い物を切断することはできません。

    硬度が低い物でも、負荷が大きく振動の維持が難しい加工は対応できない場合があります。

 

Q25:円盤型刃物ではどのような加工ができますか?

A25:切断の他にミーリングのような3次元的な加工が可能です。

 

Q26:バリや切り残しをなくすことはできますか?

A26:振動加工により加工抵抗が低減します。

    バリレス加工は難しいですが、通常の加工よりもバリや切り残しを低減できる効果が見込めます。

 

Q27:振動により切断面が溶ける・焦げることはありますか?

A27:プラスチックや紙、段ボールなどの加工対象の内容や振動している刃物との接触時間によっては、切断面に溶

    けや焦げが見られることがあります。

    切断面の状態は加工条件によっても異なりますので、ご相談ください。

 

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◆超音波関連

 

Q28:振動時に超音波が聞こえることはありますか?

A28:振動の周波数は可聴音よりも高いため、基本的に聞こえることはありません(個人差はあります)。

    刃物の固定が不十分、汚れやごみの付着があるなどの刃物固定部の状態によっては可聴音が発生する場合が

    ありますので、その際はクリーニングや締付けトルクの確認などをお願いしています。

 

Q29:設備や装置に超音波振動が漏れることはありますか?

A29:振動ユニットに内蔵されている振動体は、振幅がゼロとなる「節(ノード)」の位置を固定することで、

    ユニットの剛性を確保しつつ振動の影響が無いように設計を行っています。


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