超音波応用機器 設計・製造・販売 富士工業株式会社

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よくある質問(計測機器)


Q&A

  • Q1)なぜ超音波なの?
  • Q2)製品購入・導入まではどのような手順になっているの?
  • Q3)サンプルテストについて詳しく教えて!
 
  • Q4)防爆仕様について詳しく教えて!
  • Q5)デモ機貸出しについて詳しく教えて!

濃度計(FUD-1シリーズ)

  • 校正方法は?
  • 測定異常時の動作確認方法
  • 定期交換部品はありますか?
 
  • 設置時の注意事項は?
  • 測定誤差要因

粘度計(FUV-1シリーズ)

  • 校正方法は?
  • 測定異常時の動作確認方法
  • 定期交換部品はありますか?
 
  • 測定粘度範囲は?

卓上粘度計(FCV-100)

  • 測定粘度範囲は?
  • 測定温度範囲は?
  • B型粘度計との相関はありますか?
  • 測定データを収集・保存出来ますか?
  • オプション品について
 
  • 必要最低液量は?
  • 発信器形状の変更は?
  • バッテリー駆動は?
  • 測定値が安定しません
  • 精度よく測定するためには?

                         

Q&A


Q1)なぜ超音波なの?

A1)音速計測を原理とした液体濃度計、ねじれ振動を利用した液体粘度計ともに超音波利用により劣化のほとんど無い素子の利用、ならびに機械的な可動部がないセンサー部の構築が可能な為、定期的な調整・校正の必要が無いメンテナンスフリー設計が可能となり、最低限のランニングコストでお役に立てる製品がご提供できる為です。

Q2)製品購入・導入まではどのような手順になっているの?

A2)下記フローをご参考ください。(濃度計)


計測可否確認 「測定対象液名」「管理濃度範囲」「管理温度範囲」をお知らせください。当社蓄積データより計測可否をご連絡いたします。当社蓄積データに無い場合は、無償サンプルテストにより計測可否をご確認していただけます。


機器仕様確認 「発信器材質・フランジサイズ」「防爆・非防爆仕様」「ケーブル長」などの機器仕様の確認を行います。機器仕様確認に必要な情報につきましては 仕様伺い書をご参照ください。


ご検討     
 製品購入のご検討の際は、無償デモ機お貸し出し、当社営業担当の訪問商品説明等のサービスも行っておりますので、ご希望の際はお気軽にご相談ください。


ご注文    
 製品は、お客様の仕様に合わせて生産いたしますので、仕様により1~2ヶ月の製造期間が必要となります。納期につきましては、ご注文の際にご確認ください。


導入・設置    
 当社技術サービス員による現地立会い調整サービス(有償)を初め、濃度計測による、より良い薬液管理のためのサポート体制を整えております。機器設置時におけるご質問などございましたら、お気軽にご相談ください。

Q3)サンプルテストについて詳しく教えて!

A3)当社蓄積データに無い薬液の計測可否につきましては、サンプル液を送付いただき、無償にて計測可否テストを行っております。
サンプルテストをご希望の際は、当社までご連絡いただき、サンプルテスト申し込み用紙に 必要事項を記入し、サンプルに添えて、当社まで送付ください。約2週間で計測可否のご報告を差し上げます。

Q4)防爆仕様について詳しく教えて!

A4)防爆仕様の場合、変換器・発信器に加えて防爆中継器が必要となります。
発信器は本質安全防爆ExⅡCT4、防爆中継器は耐圧防爆ExⅡBT4になります。
尚、変換器につきましては、安全側(非防爆地域)に設置してください。

Q5)デモ機貸出しについて詳しく教えて!

A5)当社ではお客様に機器パフォーマンスをご確認していただく為、ご希望のお客様に無償デモ機貸出しサービスを行っております。
機器のお貸し出しは通常3週間(卓上粘度計については2週間)となっております。
ご希望の際は当社までご連絡いただき、デモ機貸出し申込書に必要事項を記入し、お申し込みください。


濃度計(FUD-1シリーズ)


校正方法は?

測定値と分析値を比較し、誤差がある場合はオフセット、ゲインのパラメータ入力による測定値の合わせ込みが可能です。

測定異常時の動作確認方法

容器などに水を入れ、温度、音速を測定して下さい。
測定値が水の超音波伝播速度特性表に示す基準値と比較して、±2m/s以内であれば機器は正常です。
このとき、発信器に汚れなどの付着がないことを確認して下さい。
水の超音波伝播速度表

定期交換部品はありますか?

基本的に消耗部品はないため、定期交換部品はありませんが、出荷から10年以上経過した機体は点検・修理頂く際にスイッチング電源の交換対応をしています。
また防爆仕様の機体は防爆中継器の交換推奨時期が出荷後15年、耐用限度が20年となっていますので、更新をお奨めしています。

設置時の注意事項は?

導入後のトラブルとして最も多いのは、気泡による測定異常です。
気泡が混入すると超音波が減衰、散乱して計測誤差を生じ、最悪の場合、測定不能となります。 このため、安定した計測を確保・維持するには気泡に対する処置を施しておくことが重要です。
気泡対策事例ほか設置に関する注意事項を纏めましたので、御確認下さい。
超音波濃度計設置注意事項・気泡対策例

測定誤差要因

・気泡の混入
測定液に気泡が混入したり、発信器に付着すると測定異常になりますので、気泡対策をお願いします。
・発信器への付着物
発信器に汚れなどが付着すると、超音波が減衰、散乱して、測定誤差を生じますので、 汚れなどが付着する場合は定期的な洗浄をお願いします。
・測定環境の急激な変化
液温や圧力などの急激な変化は測定誤差を生じますので、変化が緩慢な場所に設置して下さい。
・ノイズの影響
ノイズの影響により、測定値がハンチングする場合があります。
「アースや電源の位置を変える」、「ケーブルや信号線の引き回しを変える」、「トランスやフィルタを使用する」などの対策をお願いします。


粘度計(FUV-1シリーズ)


校正方法は?

測定値と基準値を比較し、誤差がある場合はオフセット、ゲインのパラメータ入力による測定値の合わせ込みが可能です。

測定異常時の動作確認方法

基本的な動作確認は、次の要領にて確認して下さい。

発信器を空気中に放置させ、0mPa・s程度ならば良好です。
発信器を水に浸けて、0~2mPa・s程度ならば良好です。
粘度計用標準溶液を測定し、基準値に近い値が出れば良好です。
動作確認の際は発信器振動部にキズや付着物がないことを確認してください。


定期交換部品はありますか?

基本的に消耗部品はないため、定期交換部品はありませんが、出荷から10年以上経過した機体は点検・修理頂く際にスイッチング電源の交換対応をしています。

測定粘度範囲は?

低粘度仕様(0~100mPa・s)、中粘度仕様(0~1000mPa・s)、高粘度仕様(0~10000mPa・s) の3タイプご用意しております。
※温度範囲は低粘度・中粘度仕様は0~100℃、高粘度仕様は0-50℃が標準となります。


卓上粘度計(FCV-100)


測定粘度範囲は?

0~100mPa・s、0~1000mPa・sです。

測定温度範囲は?

10~40℃となっています。
※温度測定は0~60℃で可能ですが、校正範囲が10~40℃のため、精度(±1%F.S.)の保証範囲が10~40℃となります。


B型粘度計との相関はありますか?

測定原理上、ニュートン流体は相関性がありますが、非ニュートン流体については測定原理が違うため、ずり速度が異なり、相関性がない場合があります。
FCV-100は相関性を持たせる手段として粘度換算機能が付いておりますので、この機能を使用することで、測定値を換算したい値に換算し、測定値の管理を可能としています。
換算は最大10点入力で、各データ間を直線補間します。

測定データを収集・保存出来ますか?

簡易的な方法として粘度計本体に測定データを5個まで記憶させることが可能です。
また付属の専用ソフトを使用するとRS232Cを介してデータを収集し、テキストファイルでで保存することが出来ます。パソコン上で、温度、粘度をグラフ化することも出来ますのでリアルタイムで連続的な測定値の変化を確認することが可能です。

オプション品について

キャリングケース、スタンド、少量サンプル容器など各種取り揃えております。
詳細についてはお問合せ下さい。

必要最低液量は?

オプションにあるサンプル容器を使用することで30ml程度あれば、測定可能です。

発信器形状の変更は?

基本的に形状の変更は出来ません。

バッテリー駆動は?

バッテリーは搭載しておりません。

測定値が安定しません。

測定値が安定しない原因を挙げますので、以下の点に注意し、測定をお願いします。
1)発信器が被測定液に十分浸かっていない
発信器に最低浸漬レベルを示す浸漬線がありますので、測定の際は最低でもこの浸漬線まで浸漬させて下さい。
また浸漬レベルを一定で測定すると、より再現性が高くなります。
2)温度が安定していない
測定液と室温に差があると測定液の温度が室温に引っ張られて変化し、結果的に粘度が変化してしまいます。
被測定液を予め室温になじませてから測定すると安定した測定結果が得られ易くなります。
3)容器の壁面に振動部が接触している
発信器振動部が容器に接触していると、負荷として検出されますので、測定値が高く出るか振り切れます。測定の際は振動部が接触しないようにして下さい。
4)振動部に付着物がある
発信器振動部に付着物があると、負荷として検出されますので、測定値が高く出るか振り切れる場合があります。測定終了後はよく洗浄して付着物を除去して下さい。
5)被測定液が不均一である
不均一性、沈降性があるような液を測定する場合は、測定値にばらつきを生じる恐れがあります。スターラー等で攪拌しながら測定することで、被測定液が均一になり、安定性、再現性が得られ易くなります。

より精度よく測定するためには?

・測定精度が要求される場合は、恒温水槽などを利用して液温を管理したうえで、測定 して下さい。
・電源投入後、すぐに測定出来ますが、より正確な測定をするには20~30分程度の暖機運転をお奨めします。
・高精度な測定を行う際には、発信器を垂直に保持できる器具等を使用し、一定の条件にて測定することをお奨めします。

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