超音波計測器
超音波式の計測器は、長所として稼動部が無い事や連続データが取れる事などがあり、
我が富士工業の濃度計では、これにメンテナンスフリーという利点も加わります。
しかし、異物に弱いという短所もあります。
(この短所を長所としたエコーや魚探も超音波の計測器ですが)
ところで以前読んだ本の中に、用水路で使用していた超音波流量計が、
不定期で計測出来ない状態になるが、機器を点検しても問題ない。
困って現場に行ってみると、魚が泳いでいて超音波の経路を横切り計測不能になっていた
という文章を読んだことがありました。
現場の人は対策として目の細かい網を使い魚などが入らないようにしていた為、
魚なんて居る訳が無いと思っていたらしいのですが、
魚の卵は通り抜けていたというのがオチでした。
これを読んだときは色々な現場が有るんだなーと他人事だったのですが、
先日我が社の機器が、たまに計測出来なくなるということがありました。
しかし機器には問題がない。
そして現場ではカエルが目撃されたらしいです。
投稿者:N.K
私達、富士工業株式会社は、 『超音波技術を介し、価値を創造し、その価値をお客様と共有する』 を企業理念に掲げています。 各種液体のプロセス・品質の最適管理に「超音波」をお勧めするその理由を知ってください。 |
| 2010年03月10日 | このページのURL | コメント (1) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他
視覚障害者用のソナーシステムってできないのでしょうか?
はじめまして。
ある思いつきで超音波についてWebで検索していたところ、こちらのページにヒットしたため投稿させていただきました。
以前TV番組で米国の視覚障害の少年が、自分の舌を「タン、タン」と鳴らして周囲の空間状態を得るというのを見ました。
彼は全盲にも関わらず、障害物に衝突せずに走り回ったり自転車に乗ることもできました。
たぶんコウモリやイルカと同じようなことを彼はやっていたのではないかと思います。
この能力は彼の特殊な才能のなせる業で、誰でも真似できるようなことでは無いと思いますが、現在の科学技術を持ってすれば普通の人もそれに近いことを実現できるのではないかと感じました。
・超音波が出せなければ出せる装置を使えばよいのでは?
・超音波の反響音が聞こえなければ聞こえる音に変換すればよいのでは?
・反響音が返ってくる微妙な時間差が判断しにくければ、ディレイを掛けてやればよいのでは?
自分は視覚障害者でもなければ音響や超音波についてもほとんど知らない素人ですが、こんなことを考えてしまいました。
そして最近あるきっかけで音像定位や聴覚ディスプレイの研究を行っている所があるというのを知りました。
http://www.ais.riec.tohoku.ac.jp/index-j.html
この東北大学 鈴木・岩谷研究室の研究と貴社の技術を組み合わせれば、視覚障害者が周辺の空間情報を認知するためのシステムができるのではないでしょうか?
イメージ的には次のようなかんじです。
・視覚障害者が定期的または任意のタイミングで超音波を発信する。
・視覚障害者の両耳の位置にあるセンサでその反響音を計測する。
・反響音を人間の耳に聞こえるレベルに周波数変換する。
・場合によっては距離感をつかみやすくするため受信した反響音にディレイをかける。
・変換した音を視覚障害者の両耳のヘッドホンに流す。
・もちろん使用に当たっては訓練が必要。
と、素人の思い付きでした。長文失礼致しました。
投稿者: 素人さん | 2010年03月11日 13:57