正しい姿勢
正しい姿勢の方は、さっそうとして見えるので、男女を問わず好印象を周囲に与えやすい傾向があるそうです。
姿勢が悪いと腰痛の原因になったり、見た目にもやる気がなさそうに見える、自信がないように見える、スタイルが悪く見えるといったデメリットがあります。
悪い姿勢は本来は分散される体重や体の負担が偏った形になってしまったり、関節を不自然な状態にしてしまうことによって腰痛を代表格とした問題を引き起こします。
この他にも、肩こりや膝の痛みを感じる原因となるケースもあります。
このように腰痛をはじめとした健康面における悪影響を回避することが、姿勢を良くするメリットの一つです。
日常生活で下記のようなこと、思い当りませんかぁ??
★バッグをいつも一方の肩にかけている
☆一方の肩ばかりに負担をかけ続けると、特定の筋肉だけが緊張し、左右のゆがみにつながる。
⇒バッグをかける肩を時々替えること。
⇒手に持つときも、一方の手だけで持たずに、時々左右を替えて持つ。
★デスクワークのとき、机や椅子の高さが合っていない
☆机が低すぎると前かがみになり、高すぎると反り返って背骨に余分な負担がかかる。
⇒ひじを曲げて机に乗せたとき、ひじがほぼ直角の状態に落ち着くのがよい。
⇒椅子の高さは、かかとからひざまでと同じか、やや低めのもので、座った時、ひざが座面よりやや高くなるのが最適です。
★あぐらをかくことが多い
☆床に座るとき、あぐら、横座り、正座のうち、最も腰に負担がかかるのがあぐらです。
⇒最も負担が軽い座り方は正座。腰のためには正座を心がけると良い。
★よくハイヒールを履く
☆ハイヒールを履くと、体の重心が前に出て前かがみになるか、重心が後ろになっておなかを突き出した姿勢になりやすい。
⇒筋力の無い人はできれば控えたい。
⇒ハイヒールを履くときは、できるだけ短時間にして、おなかに力を入れて胸を張るように心がける。
☆また、ひざが曲がると余分な負担がかかり、ひざ痛を起こすことになる。
⇒太ももに力を入れて、ひざを伸ばすようして歩く
★普段の生活であまり体を動かさない
☆筋肉は運動をしないと衰える一方。
☆筋肉が衰えると背骨をしっかり支えられず、腰や肩に痛みがでる。
⇒特に女性は男性に比べ筋力が弱いので積極的に筋トレを行ったほうが良い。
⇒ウオーキングなどの全身運動を是非習慣に。
⇒腰痛など痛みのある人には、水中運動(水泳・ 水中ウオーキングなど)がおすすめ。
★自動車の座席に浅く腰掛け、背中を丸めて運転している
☆背骨が不自然にわん曲し、腰の反りが強くなるので、やめること。
⇒シートとハンドルの距離を調節し、深く腰をかけて、背もたれにもたれすぎない。
⇒背筋を伸ばし、ひざやひじが軽く曲がる状態でハンドルを握る。
⇒腰が沈んでしまう場合は、クッションを背中に当てる。
★腹ばいでテレビを見たり、本を読んだりする。
☆腹ばいになると体が反りすぎるので、肩、背中、腰に想像以上に大きな負担をかける。
☆長時間の腹ばい状態は厳禁。
⇒横向きでテレビを見る、テレビ画面を見上げるなどの姿勢も背骨がゆがんだり、特定の筋肉だけを使ったりするので、避けること。
★椅子に座ったとき、脚を組む癖がある
☆脚を組むと、骨盤が左右に傾き、そのぶん背骨や背骨を支える筋肉に悪影響が出る。
⇒出来るだけ組まないほうがよいが、組むときは左右の脚を交互に組み替えるように注意を。
★柔らかい布団が好きで、枕も高いものでないとぐっすり眠れない。
☆柔らかい布団は体が沈むので背骨のカーブが崩れやすく、特に腰の反りが強くなりすぎる。
☆首の骨も自然なカーブを描いているが、枕が高いと、同じようにカーブが崩れやすく、寝違えを 起こすもとに。
⇒布団は硬めのものを、枕の高さは6〜8cmくらいを目安にして選ぶとよい。
デスクワーク時では、こんな姿勢にはなっていませんかぁ??
★気がつくと背中が丸くなっている
★気がつくとディスプレイに顔を近づけている
★キーボードをしっかり見ながらでないとキー操作ができない
★ディスプレイに対して体が斜めに向いていたり、体をひねっている
★ディスプレイとキーボードの位置が体の正面にはない
★マウスが自分の手に合っていない
★床にカカトが着かない
★机の下は書類箱やカバンなどが置いてあり、物置になっている
★机上は書類が多く、作業スペースが狭い
★キーボードを打つとき、キーボードの位置よりも腕が下がる、または上がる
★椅子と机の高さが合っていない
★足を組んでバソコン作業をする
パソコンの使用やデスクワークで、毎日のように長時間座っている方にとって、姿勢が悪いと腰痛の原因になったり、見た目にもやる気がなさそうに見えてしまいます。
立っている時に比べ、座っていると腰に大きな負担がかかっており、猫背であれば負荷がさらに悪化します。
パソコンの使用時は、椅子・照明・ディスプレイ画面の位置・デスクの高さを見直して見てください。
座る時に気をつけておきたいのは、まず深く腰掛けることです。
ただし、背もたれに寄りかかるのではなく、自分の力で背中をまっすぐにしておくのが、正しい座り方の秘訣です。
もたれかかっているほうが楽に思えるものの、長い時間になると疲労が溜まります。
椅子の高さの調整も重要です。
足が余裕を持って床に付き、かといって低すぎない(脚の長さが余らない)ようにしておくと、正しい座り方が身に付きやすくなります。
高さを調節できるタイプの椅子を使うか、購入の際に高さを確認しておきます。
猫背になっていたり、足を組んだりしないように気をつけておくのは基本的なポイントとなります。
ディスプレイの高さは、視線が「水平から上に5度以内」と「水平から下に15度」の範囲におさまるように設定してください。
ディスプレイがこの範囲を超えて高めに設置されると、頭を引き上げようとするために、肩こりがおきやすくなります。
また、目の疲れを軽減するために、見やすいディスプレイの調整も必要です。
上記のようなことを注意するだけでも、姿勢が悪いのを改善するための助けになります。
悪癖を断つことによって、体が本来あるべき状態に近づいていきます。
姿勢は慣れの問題なので、一進一退であっても焦らないでください。今まで染み付いてきた習慣を抜いて正しい姿勢を身に付けるプロセスであるため、気付くと元に戻っていても、徐々に猫背やバランスの悪さは抜けてきます。
普段から、正しい姿勢をするように意識していれば、それが習慣となり悪い姿勢は良くなっていくでしょう。
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| 2011年10月24日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他