アイツ
アイツと別れて10ヶ月以上が過ぎている。
普通の相手なら、もうとっくに忘れている。
なのに... アイツだけは...
アイツのことだけは、未だに忘れられないでいる。
アイツと知り合ってから、15年、いや20年近く一緒に過ごした。
いつもアイツはそばにいてくれたし、それが自然だった。
そして、私もアイツを必要としていた。
だけど周りの人は
「早くアイツとは別れろ」
「アイツはお前をダメにする」
と、いつも言っていた。
そんなこと自分でも分かっていた、十分過ぎるほど分かっていた。
「ずっと一緒にいたら、いつかアイツは私を...」って、
だけど、その頃の私は離れることなんて到底できなかった。
アイツの事が大好きだったから。
なのに、私はアイツと別れることを決意した。
アイツは出会った頃から何も変わっていないのに...
実際、アイツと別れることを考えただけでも苦しかったし、
今でもアイツの夢を見る。
夢の中で、私はいけないと思いつつもアイツに近づこうとしている。
楽しかったことが忘れられなくて...
5年後、10年後、アイツと別れて良かったって思える時がきっとくる。
今でもアイツのことは大好きだけど
もう戻ることはない。
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| 2009年12月14日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他






