小さい畑の野菜日記⑩
前回の投稿より3年半も経ってしまいました・・・
皆様大変ご無沙汰しております。
前回の投稿の後ものんびりと家庭菜園は続けていて、新しい発見もまだまだ多く、楽しく取り組んでいます。
今回紹介するのは2022年夏に栽培した「トウモロコシ」です。
なぜ、「トウモロコシ」を栽培してみようと思ったのかといえば、”クリーニングクロップ”という言葉を目にしたからです。
家庭菜園を始めて数年経った頃より、作物の栽培のたびに結構な量の施肥を行っているけど、肥料過多になっていないかなと思ってきました。
そんなころ「トウモロコシ」は肥料の吸収力が強く、このために土壌中に過剰に蓄積した養分を除去する”クリーニングクロップ”として輪作の中によく組み込まれるとの記事を読んだので、面白そうだしやってみようとなりました。
まずは、種を購入。
開けてみると〜
こんな感じなんだ・・!?
ちょっと大きくてキモイ?
受粉率を高めるために、同じ株数でも1列より2列に並べて植える方が良いそうで、マルチを敷いて株間30cmの2列で撒き穴を作って、1つの穴に3〜4粒ずつ種を撒きます。
10日程すると芽が出てきたので、1つの穴に対し1本になる様に間引きます。
種まきより40日ぐらいでこのぐらい立派になってきました。
「トウモロコシ」は茎の先端に雄穂(ゆうすい・雄花)が咲き、茎の中ほどに毛のような雌穂(しすい・雌花)がつく雌雄異花植物です。
また、自家不和合性という性質があり、同じ株の花粉をつけても受粉しません。
受粉に失敗すると、粒が均等に着かず、所々で粒がない、歯抜けをした状態になってしまうので、念には念を入れて人工授粉も行いました。
雄穂が開いたら切り取り、他の株の雌穂の上で振って受粉を促した後、雄穂は捨ててしまいます。
雄穂が開くとそこに害虫のアワノメイガが飛来してきて卵を産みつけ、幼虫が茎の内部や実を食い荒らしてしまうからです。
1株に2〜3本の雌穂ができますが、実入りのいいトウモロコシを収穫するために、1株に1つの雌穂を残して摘果します。
最上部の雌穂を残して、他の雌穂はかき取ります。
このかき取ったものがヤングコーンで、食べることができます。
受粉してから3週間ほどで、ヒゲが茶色に縮れてきたら収穫期です。
何故か、ゆでて半分に折った写真しか残っていませんでしたが、味は格別でした!!
面白かったし、数年経ったら再度やってみようと思います。
では、次回もお楽しみに!?
投稿者:総務グループ
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| 2024年07月01日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他