『心に残ったのは』
ここ何年か、ありがたいことに色々なセミナーを受講する機会が増えています。
現在も続くコロナ禍の影響で、セミナーもオンラインが主流となり、この2年余りの間に現地でセミナーを受講した回数は2回くらいだと思います。
最初は慣れないオンラインセミナーも慣れてしまえばなんてことはありません。
開始時間の10分前にPCを準備し、セミナーに接続。
終了後は通常業務に戻ります。
移動時間もなくとても効率が良い。
こういったスタイルはコロナ禍ですっかり日常化しました。
慣れって恐ろしいですね。
ここからは最近受講したセミナーの中で心に残った内容を少し紹介したいと思います。
『任せて、任さず』:遠藤紀夫さん(松下資料館館長)
『任せて、任さず』は全従業員が社長という松下幸之助さんの考え方に基づくものです。
松下さんは幼いころから体が弱く、加えて小学校しか卒業していない為、自身に「学」が無い事を自覚しており、誰かに代わりにやってもらう事が多かったそうです。
このこともあり、経営においても誰かに思い切って任せていたといいます。
但し、任せはするが、決して放りっぱなしにしない(任せず)。
任せる際には仕事の意義・使命をきちんと伝え、報連相を徹底させる。
任せられた従業員は自分の責任として仕事を全うする。
こうする事で自主責任による経営が醸成されていったのだそうです。
また、自分の責任を全うせず、誰かに依存している人は、何れ信頼されなくなるとも仰っていました。
『自分の機嫌は自分でとる』:辻秀一さん(スポーツドクター)
特にスポーツの世界では、フロー状態・ゾーンに入る事で最高のパフォーマンスが発揮できると言われていますが、ビジネスの世界でも同様にフロー状態=ご機嫌な状態でいる事で良い仕事ができるとの事。
人間の脳は元来コントロールできない事に注意が向くようにできているらしく、天気が悪いと何となく気分が悪いとか、過去の失敗を引きずって憂鬱になるとか、自分ではコントロールできない事を認知して自分自身でストレスとしているそうです。
こう考えるとストレスは自身の問題なので、自分でコントロールする事が可能。
先ずは自分が不機嫌になっていることに気づくことでネガティブな感情は消えていくのだそうです。
また、コップに水が半分入っている時に『半分しか入っていない』と捉えるか『半分も入っている』と捉えるかという話がありますが、『半分も入っている』と無理やりポジティブに考える必要もなく、ただそこにあるものを自然体で受け止める事が大切と仰ってました。
『自分の機嫌は自分でとる。』
『結果が出たから心が整うのではなく、心が整っているから結果が出る。』
『楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい。』
色々と学ばせていただいた事を、これからの自分自身の行動に反映させていかなければならないなと改めて思うのでした。
投稿者:技術部計測グループ
私達、富士工業株式会社は、 『事業を通して、全従業員とその家族の物心両面の幸せを追求し、社会の発展繁栄に貢献する』 を経営理念に掲げています。 各種液体のプロセス・品質の最適管理に「超音波」をお勧めするその理由を知ってください。 |
| 2022年04月01日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他