通勤時の出来事
私は、初老のおじさんです。
今の会社にお世話になって、13年目になります。
自宅から会社までは約1.5kmの距離で、通勤は国道1号線沿いを主に自転車を利用し、片道15分程度かかって通っています。(信号機は4箇所にあります。)
ちなみに、徒歩の場合20〜25分かかります。
今回のお話は、通勤時に思わず「ありがとうございます」と声をかけていたことの出来事です。
季節は初秋、10月の初旬の夕暮れどき、辺りは暗くライトを付けていても、4〜5m先は歩行者がいても確認できない状況です。
会社から自宅へ歩道と自転車道が共用になった部分をゆっくりと、自転車のペダルを漕いで進んでいると、人影が急に現れびっくりしました。
幸いにも、接触することは無く大事には至りませんでしたが、歩道端に夏草が生い茂っている部分で何かしているようでした。
その日は、そのまま何事もなかったかのように通り抜けて自宅に戻りました。
翌朝、同じ場所を通りかかった時、いつもは草が足に絡んで通行がしにくい状況でしたが、今日は、スムーズに通行できることが出来ました。
あっそうなのか、昨日の人影は歩道端の生い茂った草を刈っていたのだと分かりました。
それから数日後、帰宅中に首から懐中電灯をぶら下げて一生懸命に草を刈っている70歳代の女性に出会いました。
あっ、この前見かけた人だと分かりました。
近くまで行った時、自転車を止めて思わず「ありがとうございます」と声をかけました。
そうしたら、黙々と草を刈っていた手を止めて、ここを頻繁に通っているけど、草が邪魔して通り難いと思っていたので刈っているんですと言いました。
本当に大変だと思い、感謝を込めて「ご苦労様です」と伝えました。
実は、私も常々同じ様に思っていましたが、なかなか実行できるものではないと思い、感心してしまいました。
今回の様に自己の損得を考えずに行動する姿を見て、良き人だと感服しました。
私も出来れば見習いたいものだと思うのですが、実行力が乏しいためか出来ていません。
この先何年生きていく事ができるか分かりませんが、少しでも人からありがとうと言われる様な行動を取れる様に心掛けたいと思います。
投稿者:事業開発グループ
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| 2021年11月01日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他