☆なみ☆
今年も早半年が過ぎ、7月となりました。
例年であれば、各地で海開きとなるはずですが、今年は、新型コロナウィルスの影響により、残念ながら開催中止が相次いでいる状況ですが、浜辺で遊ぶ場合に注意したい『海外に打ち寄せる波』について、少々掘り下げたいと思います。
【波高】
海上にあらわれる波の山とそれに続く波の谷との高さの差。
【波長】
波の山の頂上から次の波の山の頂上までの距離。
【風浪】
海上で吹いている風によって生じる波。個々の波の形状は不規則で尖っており、強風下ではしばしば白波が立つ。
発達した波ほど波高が大きく、波長も周期も長くなり、波速も大きくなる。
【うねり】
風による発達がなくなった後に残される波。
ゆったりと穏やかに見えることもあるが、うねりは風浪よりも波長や周期が長いために水深の浅い海岸(防波堤、磯、浜辺など)付近では海底の影響を受けて波が高くなりやすいという性質を持っているため、沖合から来たうねりが海岸付近で急激に高波になることがあり、波にさらわれる事故も起こりやすいので注意が必要。
代表例は、「土用波」。
【波浪】
風浪とうねりが混在している海の波。
【有義波高】
海岸で打ち寄せる波は、1つ1つの波高や周期が均一ではないことから、複雑な波の状態を分かり易く表すために「有義波高」という特別な方法を用いる。
ある地点で連続する波を1つずつ観測したとき、波高の高い方から順に全体の1/3の個数の波(例えば100個の波が観測された場合、高い方から33個の波)を選び、これらの波高を平均したものを有義波高と呼ぶ。
天気予報で、明日の波の高さは1.5mなどと伝えているのは波の高さは、有義波高のことを言う。
【実際の波高】
実際の海面においては、有義波高より大きい波や小さい波は発生する。
10波に1波は有義波高の1.3倍、100波(約20分)に1波は有義波高の1.6倍、1000波(約3時間)に1波は有義波高の2倍となると言われている。
海岸には、「波」以外にも打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れ「離岸流」も存在しています。
安全対策をし、注意事項を守ることは勿論ですが、海の特性を知ることで、より安全に海を楽しみましょう。
※この記事の情報は、いくつかの文献や資料を私なりに纏め作成しています。
投稿者:総務グループ
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| 2020年07月01日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他