2012年08月
★花火についてPartⅡ『掛け声』★
先月、花火について投稿した記事の中にありました打ち上げ花火の掛け声に関する興味深いうんちくを御紹介します。
打ち上げ花火の掛け声と言えば『たまや-っ(玉屋)』に『かぎや-っ(鍵屋)』ですが、この掛け声は、両国川開きで人気を競った実在した花火師の屋号のことです。
玉屋や鍵屋が活躍していたのは文化文政期の頃で、両国橋を境に上流を玉屋が担当し、下流側を鍵屋が担当して花火を打ち上げていました。これが後の東京・隅田川花火大会の原形です。
鍵屋は、初代弥兵衛が奈良・篠原村から江戸へ出て日本橋横山町で1659年(万治2年)創立した花火屋。
玉屋は鍵屋で番頭を務めていた腕のよい職人・清七が1810年に独立し、暖簾分けして両国・吉川町の創立した花火屋。屋号も、鍵屋が守護神としていた鍵屋稲荷の祠に祀られている狐の一方が「鍵」を、もう一方が、擬宝珠の「玉」を持っていることに由来します。
以降、1810年から両国の川開きで鍵とともに花火製作を担い、【玉やだと又またぬかすわと鍵や云い】,【橋の上 玉屋玉屋の声ばかり なぜに鍵屋と いわぬ情(錠)なし】と川柳で詠まれたりするほど玉屋は鍵屋をしのぐ圧倒的な人気を博していました。
ところが30年余り経った1843年(天保14年) 玉屋は江戸では重罪の失火から火事を起こしてしまい、これが原因で江戸処払い(追放)となり、わずか一代32年で江戸での歴史を終えてしまいますが、江戸の庶民は以後の川開きでも鍵屋だけでなく玉屋の名前も一緒に「たまや-っ、かぎや-っ」と声を掛けることで、玉屋のことを懐かしんだと言われています。
ちなみに、鍵屋は、「宗家花火鍵屋」の名で、現在は東京都江戸川区で女性当主が15代鍵屋を襲名しています。また、玉屋も直系でこそありませんが、現在八千代市にある「元祖玉屋」がその暖簾を守っています。
花火の掛け声には、せつない歴史が存在・・・
今年もあとわずかとなった花火大会で、江戸庶民の気持ちになって、「たまや-っ!」「かぎや-っ!」と、掛け声をかけてみるのも一興かもしれません。
ふくろい遠州の花火2012
投稿者:Y.F
私達、富士工業株式会社は、 『超音波技術を介し、価値を創造し、その価値をお客様と共有する』 を企業理念に掲げています。 各種液体のプロセス・品質の最適管理に「超音波」をお勧めするその理由を知ってください。 |
2012年08月24日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) |
犬の熱中症
今朝、会社で「じっぺいが亡くなった」と聞きました。その時はピンときませんでしたが検索してみて、
ああこの子達と思いました。
白い毛がフサフサで鼻筋のとおったハンサムでおとなしくて愛くるしいワンちゃんです。
他の兄弟と共に車中でのお留守番中に熱中症になってしまったようです。
じっぺいはサモエド犬で、サモエド犬は、もともとは、シベリアのツンドラ地帯で暮らすサモエード族のもとで、トナカイの番や、そり引きなどの為に飼われていた犬で特に暑さには弱かったみたいなので、苦しかっただろうし、病気ではなく防げたかも知れない事故で亡くなってしまったのはとても悲しいです。
家にもワンちゃんが居るので、犬の熱中症を調べてみました。
熱中症(熱射病、日射病)は、蒸し暑い室内や車内での留守番、暑さが厳しいなかでの散歩やお出かけなどが原因で発生します。急激な体温の上昇により、あえぎ呼吸(パンティング)、よだれ(流涎)といった症状が現れ、ひどい場合には呼吸困難や吐血、血便などを起こし、ときに命に関わることも。ほとんど汗をかかない犬は、狭い室内や車内に閉じこめられたり、水分制限されたりといった環境では体温調節が難しく、熱中症になりやすい傾向があり、初夏から夏にかけて特に気をつけたい病気です。
犬の熱中症の統計は無いようですが、ある動物病院のブログには去年の熱中症患者72匹とありました。ニュースにはなりませんが、大勢のワンちゃん達が熱中症になっているようですね。屋外よりも車内や室内での事故が多い事にびっくりしました。
家も昼間は誰も居なくなるためエアコンつけていますが、突然停電になったら・・w( ̄△ ̄;)w
ワンちゃんの為の冷え冷えグッズを調べてみたら、沢山ありました。
ジェルマットは以前に購入して、帰ったら中のジェルまみれになって居た事があったので
今回は、アルミボードを購入してみたいと思っています。
ちゃんと寝てくれるといいけど・・・
投稿者:K.H
私達、富士工業株式会社は、 『超音波技術を介し、価値を創造し、その価値をお客様と共有する』 を企業理念に掲げています。 各種液体のプロセス・品質の最適管理に「超音波」をお勧めするその理由を知ってください。 |
2012年08月10日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) |