2024年12月
趣味からでも人生は豊かになります
私の趣味はギターとベースを弾くことです。
50歳手前ですが、しぶといことに、まだ家でたまに一人で弾いています。
たまたま高校2年の時に友達と遊びでバンドをやるというのがきっかけでした。
私の青春は1990年代でして、洋楽ロックも流行っており、当時はグランジ・オルタナティブ・メロコア・パワーポップ等の人気がありました。
特に好きなバンドがウィーザーやレディオヘッド、オフスプリングなどでして、弦楽器に関しては、これらのジャンルはそこまで難しいテクニックも必要ないので、なんとか友達と楽しめてラッキーでした。
高校・大学とバンド活動を楽しんでいたので、充実していたと思います。
社会人になってもいろんな人とバンドを続け、オリジナル曲も演奏したり、他のバンドの方々とも仲良くなり、20代も青春の延長ができました。
好きなバンドの来日公演や、国内の大型ロックフェスもたくさん観に行きました。
今でも地元の仲間と飲みに行くと、昔の話で盛り上がり楽しいです。
聴くジャンルもそれぞれ変化が起き、歳を重ねてくると、ロックだけでなく、エレクトロニックやアンビエント系(DJや電子音楽)、アーティストでいうと、BONOBOやモービー、フルーム等(国内では認知度は低いかもですが、海外ではフェスで引っ張りだこ)も好きになり、幅が広がり楽しみも増えました。
最近のチルアウトブームにも乗ってか、私の波長には合います。
昔は音楽雑誌をこまめにチェックして、買えるCDも厳選し、レンタルが主でしたが、今は時代が大きく変わり、サブスクで何でも聞けるので、当時探しても見つからなった音楽や聞き逃がした名盤をたくさん聞いて堪能しています。
これだけでも日常が潤うので、時代の進化に感謝です。
30代は自分もまわりも家族や仕事のことで忙しくなってくるので、自然とそういった縁はなくなるかと思いきや、パパ友と地域の公民館祭りでバンド出演する話も急に飛び込んできてやることとなり、本番では、メンバーの家族や子供らも喜んでくれて、嬉しかったのをよく憶えています。
コロナになるまでの7年ぐらい、毎年の演奏を緩く長く楽しくやれました。
話は変わりますが、その間に、娘も息子も中学・高校と吹奏楽部で熱心に活動し、それまで私は全く興味がなかったのですが、演奏会の度に妻と一緒に感動していたので、これまた音楽の力で私の人生を楽しいものにしてくれて感謝です。
そんな娘のほうは、大学でバンドサークルに入りまして、ベース担当となり、かなり楽しい青春を過ごしたようです。
運よく学園祭でのライブも観れまして、私が一番感激していました。
娘は今年から社会人ですが、現在も仲間とバンドを楽しくやっているようで親としては嬉しいです。
今では、娘から最近のお気に入りのバンドを教えてもらっており、若者のアンテナは鋭いなと感心しています。
県外での就職なので、そんなごく普通のメールのやりとりも私の楽しみのひとつです。
引き続き、どんな趣味でもいいので、充実した20代を過ごしてもらえるのを応援します。
息子は、大学生になったら吹奏楽はやらないとは言ってはいたものの、結局は今、大学でもそのまま吹奏楽に没頭中です。
こちらも県外でして、演奏会があれば夫婦で旅行も兼ねて遠出できるので、そういう事もひっくるめて音楽の有難みを感じます。
今年の出来事ですが、パパ友の息子さんがギターを始めたいとのことで、軽く教えてほしいと頼まれました。
楽器店までついて行き、店員さんといろいろ話し、スタートするのに最低限のものだけ買いました。
最近はリーズナブルで多機能なアンプがあったり、便利なマルチエフェクターが発売されていたり、むしろ私が勉強になりました。
何回か基本だけを教えに行きまして、若者とこうしてコミュニケーションできたので逆にこちらが嬉しかったです。
彼が習得したい曲のバンドKing Gnuを私も陰で必死こいて練習して、なんとか簡単なフレーズは教えることができました。
彼も、何もすることのなかった夜の長い時間が充実しているようで嬉しいです。
というわけで、冒頭で述べたとおり50歳を前に、未だに部屋で一人でギターをポロポロと弾いてますが、これからもどんな出会いがあるか分からないし、まあ別に一人でも楽しくやり続けます。
音楽鑑賞のほうも好奇心を持ち続けていたいです。
たまたま私の趣味の話が音楽でしたが、私の仕事はモノづくりであり、趣味との共通部分は多いです。
それは、地道な作業が大半ですが、それらを考えて工夫してつなぎ合わせて1つの物が完成するところです。
そのプロセスは楽器の演奏と似ているところがあり、縁があったんだと思います。
頑張って勉強して仕事をするのも大事なことかもしれませんが、私は趣味や好奇心から仕事に生かすという、そういった方面からのアプローチも良いかと経験から感じています。
投稿者:製造グループ
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2024年12月01日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) |