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お客様の課題に「超音波」の答えをお出しします。
前回までは「超音波技術応用製品」について学んできましたが、今回からは超音波の特性について学んでみたいと思います。
超音波を学ぶにあたり、まずは「音響インピーダンス」と言う言葉について学ぶ必要があります。
「音響インピーダンス」とは、どれだけ波動エネルギーを伝播しやすいと言う事であり、音響インピーダンスが高いほど、同じパワー密度の音波を伝播させるのに有利になります。
尚、音響インピーダンスは以下の式で求められます。
Z0=P/v=ωρ/K=ρ・C
Z0・・・音響インピーダンス
P・・・・音圧レベル
v・・・・粒子速度
ω・・・・角振動数
ρ・・・・伝播媒質密度
K・・・・位相乗数
C・・・・音速
・・・解りづらいですね。以下に固体(鋼)、水、空気のρ・Cを紹介します。
上記にあるように、気体より液体、液体より固体が音響インピーダンスが高い傾向にあります。
また音響インピーダンスが異なる2つの媒質間では、音波の反射が生じますが、2つの媒質の音響インピーダンスの差異が大きい程、反射が大きくなり音波の透過がしづらくなります。
著者:超音波太郎
| 2008年12月12日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他