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富士工業便り/ 庭の花。
2025年09月02日
幼稚園では年中か年長か、うろ覚えだがチューリップに水を与えた記憶がある。
このブログを書いている内に思い出してきたが、ヒヤシンスの球根で水栽培したのも、多分この頃だと思う。
小学校では1年生でアサガオを、2年生でヒマワリを理科の授業で育てたが、それ以降、花を自分で育てた記憶は殆ど無い。
実家では春にマーガレットとツツジ、夏はアジサイとサボテン(月下美人)とムクゲ、秋にはコスモスが毎年、順番に花を咲かせていた。
自分も両親も水やりはしていたが、特に手入れをした記憶は無い為、恐らく自然に任せていたのだろう。
冬になったら毎年、父と一緒に庭の雑草を刈り取って焚火をしていた。
ある年から、マーガレットが姿を消した。今になって思えば、マーガレットの株が育つ場所の上で焚火をしたからだ。
物心つく頃から毎年、律儀に咲いてくれていたが、熱で株が枯れてしまったのだろう。
なお今では、実家の建て替えをする際に庭を潰して全面駐車場にした為、もう花達の姿を見る事は出来ない。
実家を出て、今の住居に引っ越した最初の年に殺風景な庭に彩を添える為、オシロイバナの種を蒔いてみた。
夏によく見かけた花でノスタルジーに駆られての事だったが、道端でも身の丈に迫る程に大きく育つ繁殖力を、正直言って舐めていた。
世話をする手間はいらないだろうと軽々しく考え、庭の周囲を囲む様に蒔いてしまった。
花は絶え間なく咲き乱れて種になり、それがボロボロ零れて直ぐに芽を出し、あっという間に丈が伸びる。
種にならない様に咲いた花を片っ端から摘んではみたが、見落としがあってポロポロと芽が出て、手が回らない。
こんなに面倒ならいらない、と根元で茎を折ってやれやれと終わったつもりでいたら、いつの間にか同じ場所から芽がニョキニョキと生えてきて肝を潰した。
育てる上での注意を、予め調べておけば良かったのだ。
大きく成長した株は、根っこではなくて「ごんぶと」で長い地下茎だからなかなか引っこ抜けない。
もう、どうしようもないから何度も地下茎がある根元で茎を折り、その部分を鎌でガリガリと削って傷を付けてみた。
何年か繰り返している内に、漸くオシロイバナの姿を消す事ができた。
懲りたので、今は何も育てていない。
駆除が大変だったオシロイバナに対しては「ようやく消えてくれた」と清々しているが、マーガレットの場合はあっさり消えてしまった為か
「焚火をする場所に気を付けていればよかった。可哀そうな事をした」と殊勝な考えがある。
同じ様な事柄なのに、感じ方が完全に逆なのは自分でもちょっと如何かな?と感じている。
サービスグループ
このブログを書いている内に思い出してきたが、ヒヤシンスの球根で水栽培したのも、多分この頃だと思う。
小学校では1年生でアサガオを、2年生でヒマワリを理科の授業で育てたが、それ以降、花を自分で育てた記憶は殆ど無い。
実家では春にマーガレットとツツジ、夏はアジサイとサボテン(月下美人)とムクゲ、秋にはコスモスが毎年、順番に花を咲かせていた。
自分も両親も水やりはしていたが、特に手入れをした記憶は無い為、恐らく自然に任せていたのだろう。
冬になったら毎年、父と一緒に庭の雑草を刈り取って焚火をしていた。
ある年から、マーガレットが姿を消した。今になって思えば、マーガレットの株が育つ場所の上で焚火をしたからだ。
物心つく頃から毎年、律儀に咲いてくれていたが、熱で株が枯れてしまったのだろう。
なお今では、実家の建て替えをする際に庭を潰して全面駐車場にした為、もう花達の姿を見る事は出来ない。
実家を出て、今の住居に引っ越した最初の年に殺風景な庭に彩を添える為、オシロイバナの種を蒔いてみた。
夏によく見かけた花でノスタルジーに駆られての事だったが、道端でも身の丈に迫る程に大きく育つ繁殖力を、正直言って舐めていた。
世話をする手間はいらないだろうと軽々しく考え、庭の周囲を囲む様に蒔いてしまった。
花は絶え間なく咲き乱れて種になり、それがボロボロ零れて直ぐに芽を出し、あっという間に丈が伸びる。
種にならない様に咲いた花を片っ端から摘んではみたが、見落としがあってポロポロと芽が出て、手が回らない。
こんなに面倒ならいらない、と根元で茎を折ってやれやれと終わったつもりでいたら、いつの間にか同じ場所から芽がニョキニョキと生えてきて肝を潰した。
育てる上での注意を、予め調べておけば良かったのだ。
大きく成長した株は、根っこではなくて「ごんぶと」で長い地下茎だからなかなか引っこ抜けない。
もう、どうしようもないから何度も地下茎がある根元で茎を折り、その部分を鎌でガリガリと削って傷を付けてみた。
何年か繰り返している内に、漸くオシロイバナの姿を消す事ができた。
懲りたので、今は何も育てていない。
駆除が大変だったオシロイバナに対しては「ようやく消えてくれた」と清々しているが、マーガレットの場合はあっさり消えてしまった為か
「焚火をする場所に気を付けていればよかった。可哀そうな事をした」と殊勝な考えがある。
同じ様な事柄なのに、感じ方が完全に逆なのは自分でもちょっと如何かな?と感じている。
サービスグループ