超音波応用機器 設計・製造・販売 富士工業株式会社

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超音波減衰濃度計

減衰濃度計

FUA-1 Model-A01

製品の概要
超音波パルスの減衰量から測定対象液の濃度を測定する「減衰式」濃度計です。音速式とは検知する液の特性が異なりますので、音速式で測定できない場合でも、減衰式であれば測定できる可能性があります。




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【カタログ】FUA-1 Model-A01 (413KB)
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構成図

FUA-1 Model-A01 ※以下は構成の一例となります。
ケーブルは標準10mになります。
 減衰濃度計 減衰濃度計


特長

リアルタイム濃度測定が可能で、濃度管理システム構築も簡単
  • アナログDC4~20mA及びデジタルRS232Cを標準装備
  • 計測エラー出力・警報出力を標準装備
  • 発信器は測定場所に応じて、浸漬型とパイプ型から選択可能

メリット

  • 定期的な調整・校正が不要でメンテナンスフリー
  • 設置時の各種調整が不要で設置が容易

用途

石灰(炭酸カルシウム)への適用例
  • 脱硫装置の石灰濃度管理
  • 回収CO2~石灰利用の濃度管理
  • セメントに利用する石灰濃度管理

測定原理

液中を伝わる超音波は、液中に含まれる減衰要因(スラリー成分等)により減衰します。またその超音波の減衰量は濃度と比例関係にあります。この特性を利用して測定対象液の減衰率を測定し、濃度に換算することにより液中に含まれる測定対象成分濃度を測定します。


仕様

 形式 FUA-1 Model-A01
 測定方式 超音波減衰式
 測定範囲 0~40dB
 測定温度範囲 `-10~80℃
 測定周波数 1/3/5MHzから単一周波数を選択
 減衰量測定精度 ±5%F.S.(±2dB)
 温度測定精度 ±1℃
 出力信号アナログ出力:DC4~20mA、最大負荷500Ω
デジタル出力:RS232C
警報接点出力:上限・下限 各1点、a,b接点
エラー接点出力:エラー接点 1点 a接点
 変換器 盤内設置型
 表示 LCD表示
 発信器 浸漬型、パイプ型
 ケーブル長 10m
 周囲温度(設置環境) 0~50℃
 電源電圧 AC100~240V±10V、50/60Hz
 消費電力 30VA以下




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