☆座りすぎは危険☆
先月のブログでもお伝えしています通り、当社では健康維持・増進に向けた取り組みを推進していますが、昨今、特に注目を集めている「座る」という行為が体に与える影響について、ご存知の方も多数おられるかと思いますが、あらためてご紹介させて頂きます。
「座る」という行為は、体に悪影響を与え、1時間座り続けると22分寿命が縮まるそうです。
どれだけ運動しても何時間も座る行為を挽回することはできないそうで、死を早める可能性が高くなると指摘されています。
座り続けることで、第二の心臓と言われるふくらはぎの活動は停止状態に陥り、下半身に下りた血液を心臓に押し戻すポンプの働きが停止して、全身に酸素や栄養を送る血流が滞ってしまいます。
ふくらはぎだけではなく、太ももの人体で最も大きい大腿四頭筋という筋肉があり、この筋肉がエネルギ-代謝の良し悪しを左右しており、活動停止状態に陥ると体の新陳代謝機能が大幅に落ちることで、糖の代謝に関わる機能や脂肪を分解する酵素の活性が低下し、肥満や糖尿病になりやすくなるとのことです。
また、座り続けるという状態は、重力を感知する装置である耳石が動かない無重力状態に近いとも言われています。
体が傾くと耳石が重力に引っ張られることで、信号が脳に送られ、身体の傾きを知ることができるという仕組みになっているそうで、耳石が動いている状態だと、全身の筋肉や自律神経の働きが良くなることによって、心臓などの働きが良くなって血流がよくなったり、コレステロールや糖の代謝も良くなるそうですが、耳石があまり動かないと状態だと、全身の筋肉や自律神経の働きが衰え、免疫力低下、筋力の低下、循環機能低下、代謝の異常などが起きてしまうそうで、無重力状態では耳石も浮いている状態となっているため、全身の筋肉や自律神経の働きが衰えてしまうそうです。
日本は座りすぎ大国と言われており、成人の平日の座っている時間は世界一長く、世界20カ国の平均が5時間なのに対して日本人は7時間以上と言われています。
座っている時間が長いほど死亡リスクは高くなり、がんの場合、座っている時間が長いほどがんの罹患リスクが高くなっており、顕著なのは大腸がんと乳がんで、座りすぎによって大腸がんは30%、乳がんは17%も罹患リスクが上がるとのことです。
因みに煙草1本吸うごとに寿命が11分縮むといわれていますが、1時間座り続ける方が体には良くないことになります。
座りっぱなしへの対処法は、席から離れて動き回ることが最も良いのですが、立ち上がるだけでも効果があるそうです。
耳石は、立ち上がることで動くそうで、研究によれば、32回立ち上がる動作をするとよいとのことで、それを一日の中で計算をすると、30分ごとに立ち上がるのがよいと言われています。
また、立ち上がることも難しい場合は、座ったままかかとを上げ下げする、膝を伸ばして脚を上げる、脚を上げた状態でつま先をまっすぐ伸ばしたり直角に立てたりすることや貧乏ゆすり等も有効だそうです。
ご自身の身体のために、座っていないで立ち上がりましょう!!
投稿者:Y.F
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| 2018年10月03日 | このページのURL | コメント (0) | トラックバック (0) | 001004|etc|その他